INTPとデカルト

デカルトと言っても、彼の著作は方法序説くらいしか読んだことはない。

それも結構最近の話だ。
なので今回はINTPも絡めてそれに関して述べていく。
また本の中身については省略するので、手元に本がない人はこれを参考にしてくれ。(興味がある場合は)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/方法序説

まず方法序説を読んで思ったのは、なんでこんな良い物を今まで誰も教えてくれなかったんだ?ということだ。

これまで色んな人の話を聞いたり、自己啓発本を読んでも個人的にはしっくりこなかったが、方法序説は正に自分のような奴へのアドバイスだと感じた。

特に当座の格率なんていう所は、中学高校時代に知ってれば絶対に進路は変わっていたと思う。

高校時代は、そもそも人生とは何だとか、その目的は何だ、世界とは何だ、というどうでも良い問いで無意味に過ごしたからだ。

一応弁明させてもらうと当時としては、進路を決める目的は自分の幸福(胡散臭いが)の最大化にある、と考えていた。
なのでそれについて考えるには、それに付随する言葉についても厳密に考える必要があると思ったのだ。

その結果は言うまでもない。
たがこうして思うのは、別に早急に判断する必要はなかったということだ。

恐らくINTP的な性格のデカルトの話を聞いていると、確かにそうだ、と思うことが他の本に比べて多かった。
確かに頭の出来は違うが、性質や方向性で言えば自分と結構似ているなと思った。
これって、別に世間では珍しい類の経験ではないんだろうと思う。
だが個人的には、日常生活でこの感覚を感じることはほぼ無い。

しかし本を読んでいる時はよく感じる。
例えば、哲学系の本を読んでいる時だ。
ニーチェなんかを読んでいると、ありもしない故郷に帰ってきたかのような気分になる。
ここが自分の居場所なのかと。

少し感傷的になってしまった。
話が逸れてしまったので、要点をまとめて終わろうと思う。

  • INTP的な人は方法序説を読んでみたら面白いかもしれないぞ
  • 思索をするためには当座の格率が必要 

以上