ポエム

冬の月

夜の8時過ぎくらい。田舎道なので人は誰もいない。 帰りの送迎バスは結構遠い場所に止まった。こっからだと家から遠いが、まぁたまには散歩するのもありかなぁと思った。 あと車の中にいた時から気づいてはいたが、今日は満月らしく、早く外に出たいという気…

死刑になる夢を見た

死刑になる夢を見た。 なぜ死刑になったかというと、誰かを誤って殺してしまったからだ。実行日までは拘束されるのが普通だろうが、なぜかそれまで自由を許されたので、親友二人と一緒に各地をぶらついた。いろんなことをして気を紛らわせた。 やたら感傷的…

人生の夜

今日読んでいた小説は、主人公の幼少期から老衰で死ぬまでの一生を書いたものだった。 主人公は物語の終わりに老衰で死んだ。 この時、僕は何だか虚しくなった。 自分はまだまだ先があると思っていたが、そうでは無いんだよと現実を突き付けられた感覚なのか…

宵の散歩者の夢想

散歩というものは良い。 特にこの時期(8月)の宵にする散歩は最高だ。 散歩に出るとまず、宵の明星を見つけた。 気だるさで染まった空に、一つだけ星が光っていた。 散歩なんてする気はなかった。 というのも昼間やる散歩やジョギングなどは、義務感と偽善と…

太陽と共に起き、月と共に眠る

タイトルが何かポエムみたーい、とか言われてバカにされそうですが、個人的にはタイトルのような生活に憧れます。 通勤電車の中で思いました。 人間の歴史は何万年とありますが、現代のような生活を始めたのはごくごく最近の話で、本来は大自然の中でウホウ…