JOKERに共感してしまった

※この記事は酔っぱらいながら書いてます。頭おかしい奴の妄想です。読まない方が良いです。

 

今更だがJOKERという映画を見た。

個人的に映画を見る習慣は無いが、この映画は没頭して見てしまった。

 

内容は障害持ちのマイノリティが酷い目に遭いまくって、結果的に社会に報復するみたいな感じだった。

 

で、悪い奴が主人公だから色々荒れてそうだが一応感想を調べてみた。

 

腹が立った。

なんか良い子ちゃんみたいな紋切り型のクソ下らない学校の感想文みたいなのしか無い。

 

「共感してはならない」

「共感と酷評の嵐!!!」

「気持ちが悪い」

 

そんなん誰でも知ってんだわ。

そういう風に思わないやつは多分誰一人としていないんじゃねえの?

 

だが「あの立場に生まれたら自分はどうなるのだろうか?」という発想が無いんだろうな。

 

自分は障害持ちで碌な家族もおらず、職もクビになり、路頭に迷う。社会に出ても障害があるせいでまともに相手にされない。

 

そういう状況になったとき、果たして自分はどう思うのか。どうしようもない人間は死ぬしかないのか...?

 

っていう想像力が欠けているんだよ。この手の記事を書く連中には。

恐らく何の苦労もなく生きてきたんだろうな。社会で生きてきて疎外感や異物感を感じたことが無いんだろうな。何不自由なく生きてきたんだろうな。こんな奴らが大半だからなんだろうな。

 

ま、僕も同じようにイージーモードの人生に関しても想像は難しいが。だが分からないという事を自覚する事くらいはできるんじゃねえの?

 

また主人公の責任はもちろんあるが、それと同じように社会の構造自体にも責任があるだろう。(勿論、こういうことを言うと抵抗感が生じる)

 

その歪み、構造、鬱屈した感情、それらが回り巡って主人公に凝縮されている。一番の底辺の人間に鬱屈した感情が凝縮され、爆発したってだけだろう。

 

AはBを馬鹿にして鬱憤を晴らし、BはCを使ってストレスを解消する。そしてCはDを使い...。だがその構造の最下層の人間はどうすれば良い?

 

その程度の構造もわからねえのに、なーにが「危険」だよ。底辺の人間を切り捨てれば全てが解決すると思ってるのか?

 

とにかく薄っぺらいんだよな。この手の連中。なのに映画の批評(笑)みたいな記事書いててウケるけど。

 

こういう、さも「分かってますよ」的なやつ大っ嫌いなんだよな。色んな権威みたいなのを引用してきて、自分は凄いみたいなのをアピールしつつ薄っぺらい批評(笑)をする奴ら。

 

言っていることは大体頓珍漢の癖に、自分が間違っているという可能性を考慮すらできていない。むしろ自分のことを秀才とすら思ってそう。

 

こういう馬鹿っていう自覚がない馬鹿が一番タチが悪い。反省できないから。で、こういう奴らに限って「○○が言っていた」みたいなクソみたいな引用しかできないんだよな。

 

笑わせる。自分で考える能がないからそうやって引用することしかできねーんだよ。それなのに何が「批評」だよ。大体の場合、話の前後で矛盾していることが多いしな。

 

話の最初にAを引用したと思ったら、それと矛盾するBを途中で引用してきたりする。なんで自分が間違っていることを自分から示していくのだろう。

 

何一つ自分の考えじゃないから。引用する話を何一つとして全く理解できていないから。その自覚すら無いから。

 

その割に、さも「知識人」みたいに振舞っていて腹が立つんだよな。なんで自分を俯瞰してみることができないのだろう。

 

本質的に感情的な主張なのに論理の皮を着せているので違和感がある。ハリボテの論理、後付けの論理。

 

大体、引用して凄いのはされる方であって、お前ではない。

 

...

 

という感じで少し熱くなってしまったが、映画JOKERを見てマイノリティに共感した自分がいた。

 

そんでチンケな感想記事を読んで腹が立ったという話。

 

勿論、JOKERは悪い奴だ。