外交的思考を使えるようになってきた

最近Tiが実務において全く役に立たないことに気づきました。

なのでどうやったらTeを使えるんだろうと考えていましたが、少しはわかってきたので書いていきます。

まずは外交的思考のプロセスを分析していきます。
重要ワードは目標、手段、実行ですかね。

それを元に考えてみたのが以下のプロセスです。

① 目標を把握, それは何か, どうすれば達成できるか
② 取れる手段を何パターンか列挙
③ 最善の手段を選択して粛々と実行。

それぞれ解説していきます。

まず①ですが、これはまず達成する目標を明確にする段階です。どう言う状態になったら"達成"したと言えるのか、という定義付けです。
この段階が曖昧だと、目的地のない旅みたいに放浪することになります。

次に②ですが、これは行動すれば目標を達成できるのか、という手段をいくつか考える段階です。
如何に多く、優れた案を出せるかというのが"論理的"であると世の中では言われてるみたいですね。

最後に③ですが、これは考えた案の中で最善の案を実行する段階です。まぁ一言に実行と言っても、人は感情や体調によって計画通りにいかないことがあるので、そんなに簡単な話でもないかなと思いました。

結論を言えば、どう「行動」するか、に焦点を当てるのが外交的思考かなと思いました。あくまで「行動するために」知る。

外交思考においての知性とは、如何に最善の手段を捻出できるかだと思いました。

労力を最少に、効果を最大にする。

そして実行する。

対して内向思考は「知るために」知るっていう感じなんですよね。

純粋には知的ですが、仕事という括りでは全く役に立たない。

行動ではなく認識に焦点が当たっているからですね。

つまるところ、理論と実践という話に還元できると思いした。

* * *

こうして考えると内向的思考って結構不憫な気がします。

考え事をしててもぼーっとしてるようにしか見えないですし。

何か明確な根拠を持っていても、その理由は表に出ないので、むしろ馬鹿に見えることが多いですし。

評価されるのは能力がある人ではなく、能力があるように"見える"人だと言うことですね。

まぁ当たり前みたいな話ですけど。

* * *

こう、思考がログみたいに出力される世界だったら面白そうじゃないですか?

あいつ、ぼーっとしてるように見えるけど、めちゃくちゃ難しいこと考えてるぜ、みたいな。

という妄想でこの記事は終わりです。